恋の歌
見上げるとアイツが私を見下ろしていた。






「中見てねぇよな?」


「っ。」






私は言葉にできなくて頷くことしかできなかった。








「フッ。嘘つくの下手だな。」








そう言ってまた教室を出てく。








私の心臓はドクドク鳴ってる。









体中が熱い。








今日の私変だ。









ううん、最近の私変。
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