恋の歌
私は自分の部屋に入った。







今までのことが頭を駆け巡る。








“学校案内しろ”



“純粋ってこと”



“お前耳ねぇの?”





口は悪いけど、私を傷つけることは言わないアイツ。






年上が好きなアイツ。






私のことは‥ガキに見える?






あ…。









今まで男子をバカに見てたけど、自分もガキじゃん‥。









「ふっ‥。」



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