ぼやっと君としゃきっとちゃん



そして、昼休み。










もしかしたら
今日は学校には来ないのだろうか。






そう思いながら
ひとりで気付けば屋上に来ていた。







『(ここは静かでいいな…)』











屋上に来たおかげか
少し頭も冷えてきた気がする。













よく考えれば
あれも痣みたいなものだし
時間が経てば消えるだろう。












それに
もうアイツと関わらなければ
こんな目に合うこともない。














よし、




私は私に戻ろ。










そう決意した時だった。


< 30 / 39 >

この作品をシェア

pagetop