ぼやっと君としゃきっとちゃん
そして、昼休み。
もしかしたら
今日は学校には来ないのだろうか。
そう思いながら
ひとりで気付けば屋上に来ていた。
『(ここは静かでいいな…)』
屋上に来たおかげか
少し頭も冷えてきた気がする。
よく考えれば
あれも痣みたいなものだし
時間が経てば消えるだろう。
それに
もうアイツと関わらなければ
こんな目に合うこともない。
よし、
私は私に戻ろ。
そう決意した時だった。