好きの言い方も知らずに。





彼氏もいたことのないあの時のあたしは本当に無知で馬鹿だったのかもしれない。



でも、それだから今のあたしがいること。



若かった当時のあたしに、後悔なんてさせたくないから――。


きっと貴方はあたしのことを声を出して笑うと思うわ。



がむしゃらだったあの時を今でも思い出す。




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