きっと明日は・・・




ピンポーン♪


鈴奈の家に着いたときには、


太陽が完全に上がっていた。


「はぁ~い♪秀樹、お疲れ☆」


「おぅ!」


「行こっか☆」


「だなっ♪」


普通のカップル・・・ぃゃ友達でも交わすような会話をして、

学校へ向かった。



「ねぇ・・・秀樹??」

「ん??」


「手、つながない??//」

顔を真っ赤にしながら手を差し出していた。


「フッ・・・いいぜ。」


ギュッ

普通のつなぎ方ではなく、カップルつなぎ。

ま、当たり前って言うか??(笑)


「///」

なぜか・・・鈴奈は照れていた。


今日は、何も話さずに学校へ行った。


話せなかったんじゃなくて、話さなかった。


きっと・・・


鈴奈も空気を読んで感じ取ったんだろう・・・。
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