きっと明日は・・・



「は?」



「最近、私のこと見てくれない。それどころか、私に何も話してくれないじゃん!!」



「なにを?」



「本当は・・・春となんかあるんでしょ?じゃなかったら・・・春が、先輩なんて・・・」



「いい加減にしろよ!!!」


俺は、なぜか逆切れしていた。


「何で・・・?何で???私は、彼女なのに・・・本当は、私不安だよ。手をつないでくれたときなんとなく、カップルつなぎしてくれたこと、嬉しかった。でも、何も・・・何も話してくれないじゃん。春のこと話したとき、笑顔だった。何で・・・??」


「はるんチャンが・・・好きだった。」


「先輩??」


はるんチャンは初めて口を開いた。


「可愛い子だなって思った。ってか・・・今でも、好き。」


「やめて!!先輩。」


そういいながら、はるんチャンは家へ走って帰っていった。


「そっかぁ・・・」



「ってか・・・名前を知らないときな?俺が、笑顔だったのは・・・お前に友達ができたからだぞ?」



「ありがとう。今まで。」



鈴奈は別れを言おうとしていた。


「私、秀樹のこと好きだよ?でも、秀樹は私のこと、嫌いになっちゃったんでしょ?」


「俺も、鈴奈が好きだった。だけど・・・ゴメンな。」


「わかってる。過去形になってるもん。」


「ありがとな、今までさよなら。」


「さよなら・・・。」
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