彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜
最後にメアドを交換して彼は照れ臭そうに去って行った
告白されたのなんて何年ぶりだろう
中学校ぶりかな?
うーん…
見ててくれる人はいるんだね
なんかそれだけで単純な私は嬉しくなってしまう
「ふーん…いい感じの奴だな」
━━━━!?
私は声のした方を勢いよく振り向く
いや…振り向かなくてもわかってる
私がこの声を忘れられるわけないんだから
「斗真くん…」
そこに立っていたのは紛れもなく斗真くんだった
やっぱりいたんだ…