彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜



最後にメアドを交換して彼は照れ臭そうに去って行った



告白されたのなんて何年ぶりだろう



中学校ぶりかな?



うーん…


見ててくれる人はいるんだね


なんかそれだけで単純な私は嬉しくなってしまう



「ふーん…いい感じの奴だな」



━━━━!?



私は声のした方を勢いよく振り向く



いや…振り向かなくてもわかってる



私がこの声を忘れられるわけないんだから



「斗真くん…」



そこに立っていたのは紛れもなく斗真くんだった



やっぱりいたんだ…




< 247 / 315 >

この作品をシェア

pagetop