ANGEL CHAPPNESS
高級フランス料理屋……。
亜莉沙がトイレにいくって行ったから寂しくなる。
「………私もお手洗い行こ。」
独り言を言って席を立とうとした瞬間、誰かから鋭い視線ん感じる。
だが辺りを見回してもそんな人の気配はない。
自分の中で緊迫が流れ体が動かなくなる。
「大丈夫?」
誰かに肩を触られてゆっくりとその方に向く。
「…………なんだ、亜莉沙か。…びっくりさせないでよ。」
……まぁ五才の私たちがここにくる時点で目立ってるんだけど。