ANGEL CHAPPNESS





「そんなこと……。もし、仮にお前が麻衣の友達としても何故俺はそのことを覚えてないんだ。」




「それは……、それは私が陸に皆の私の記憶を消してって言ったから。」





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「貴方には麻衣と一緒に今夜のパーティーに出て欲しいの。」



「それは……できない。……そんなこと、皇族の俺と庶民の麻衣が一緒に公の場でダンスなんか踊ったら陸の顔に泥がつくからな。」



「………貴方は麻衣と踊りたい?」

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