ANGEL CHAPPNESS



愛理の腕に張り付いていた膜が綺麗に剥がれ落ち、黒く大きなミカエル王家の紋章が現れた。


「紋章に異常はありません。……取り替えを行います。」




新しい膜が愛理の腕に嵌められていく。





「「遼様、検査終了しました。」」




隼は愛理を抱えて陸に渡す。


毎日愛理の食べている夕食に強力な睡眠薬をいれ腕の紋章とミカエルとの共振率を計っているのだ。



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