DIA-ダイヤ-
私はバイト先の純を思い出した。


純なら悠斗の体系に似てるし、仕事中結構話をしたりもする。


「試着、頼んでみようかな。でもなぁ…」


年上の純は少しチャラチャラした感じで、私に彼氏がいるのを知ってるのにたまに遊びに誘ってくる人。


「でも純さんが私を好きってわけじゃないだろうし」


それで悠斗へのプレゼントが完璧なものになるならいいし、もしかしたら断られるかもしれない。


「…ま、いっか、明日のバイトの時言ってみよっと」


私は軽い気持ちで頼んでみることにした。


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