DIA-ダイヤ-
次の日、昼から勤務の私は少しドキドキしながらバイト先のスタッフルームのドアを開けた。


「おはようございまーす」


タバコを吸いながらちょうど休憩してる純の姿を見つける。


(あ、純さんだ)


「おー、ハルカちゃんおはよー」


周りを見渡すと他には誰もいない。


(良かった、話しやすいや)


「あの、純さん。ちょっとお願いがあるんですけど…」


「なになにー?ハルカちゃんのためならなんでもしちゃうよー」


純はニコニコ笑ってタバコを消した。


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