DIA-ダイヤ-
「…!?」


(どういうこと?まさか悠斗知ってたの?でも、どうして…)


動揺する私に悠斗は静かに言った。


「俺、昨日お前が男とレストラン入るの見かけたんだ。お前こそ、嘘までついてなにやってんだよ?」


「違う…、それ違うの!悠斗が思ってるようなことじゃなくてっ」


「手ぇ繋いでたじゃねーか。俺に隠したい理由でもあんのか?」


「そんなじゃないってば!聞いてよ!」


プレゼントのことを話そうとして私は悠斗の腕をつかんだ。


その瞬間―。


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