DIA-ダイヤ-
「今まで悠斗は私より綺麗な人とばっか付き合ってたんでしょ?ならさっきの人と仲良くしたらいいじゃん!悠斗だって本当は好きなんじゃないの?いーじゃん、お似合いだよ!」


「ハルカ!」


悠斗が少し大きい声で私を制した。


ビクッ。


「なにさっ、なんなの…」


激しく感情を吐き出した私は一気に悲しくなってきて、カフェだというのも関係なく大粒の涙をポロポロと落とし始める。


これだけ爆発したのには、少し理由があった。


以前から悠斗は私といる時でも、私の知らない女の人とメールや長電話をしたりしていた。


ずっと聞けずに我慢していたけど、さっきの人とだったかもしれないと思うと無性に腹が立った。


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