DIA-ダイヤ-
「うん、ありがと先生」


ちゃんと伝えられるかわからないけど、悠斗と話そうと決めた。


病院を出て気持ちが変わらないうちに悠斗にメールを送ることにする。


『話があるから、会えませんか?』


―送信。


バス停でバスを待ちながら、もし返事が来なかったらと不安になる。


そんな不安もつかの間、持っている携帯が光った!


ドキドキしながら悠斗からのメールを開く。


『わかった。そんじゃ夕方いつもの場所で』


やっぱり短文。


私は時間まで間があるから、いったん家に帰ることにした。


< 67 / 206 >

この作品をシェア

pagetop