DIA-ダイヤ-
「先生…、助けて……」
「見捨てないで……」
聞き取れないくらいの小さなかすれた声で、心の奥にある感情を吐き出した。
コンナワタシヲ、ミステナイデ。
オネガイダカラ。
私の奥底には、泣いてすがることしかできない赤ん坊みたいな心があった。
宝物のように守られて、成長せずに小さく丸くなっている私。
タカラモノ?
ううん、きっと違う。
私にとってはガラクタかもしれない。
強さを奪うだけのガラクタに過ぎないのかも。
「見捨てないで……」
聞き取れないくらいの小さなかすれた声で、心の奥にある感情を吐き出した。
コンナワタシヲ、ミステナイデ。
オネガイダカラ。
私の奥底には、泣いてすがることしかできない赤ん坊みたいな心があった。
宝物のように守られて、成長せずに小さく丸くなっている私。
タカラモノ?
ううん、きっと違う。
私にとってはガラクタかもしれない。
強さを奪うだけのガラクタに過ぎないのかも。