レボリューション剣の会湯の街解放同盟

「そうだな。俺は、あの番組から偽善の匂いがしてたまらんよ。

障害者に優しくなんて当たり前なんだよ。

だけど、相手だって優しさの押し付け押し売りは、嫌なはずだぜ。」



「そうですね。

優しさの押し付けは、良くないですし、障害者の人を見下してるようでなかなか親切に出来ないんですよね。


恥ずかしさもあるんですがこの人は、本当に今助けが欲しいのか?

助ける事によって相手の自尊心を傷つけるのでは、ないかって悩みますよ。」



「そうだよな。押し付けの親切だよな。」



次郎は、そう言うと又ボールペンをくわえて考えこんでいる。



「純一、俺は、分からないんだよ。

だけど、愛だけで地球は救えないよ。


それは、分かる。結局行動だな。それとよくラブ&ピースって言うのがあれも違うな。」



次郎、話しは、あちこちに飛んでいる。

少し僕は、戸惑った。


「ラブとピースつまり愛と平和は、別物だろう?」



僕は、思わずハァとだけつぶやいた。


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