レボリューション剣の会湯の街解放同盟
男は、相変わらず笑いながら、聞いた。藤本のパンチで鼻血が一筋垂れた。
「そうだよ。
なぜ知ってるんだ!お前は倉木の所の本家から来た喧嘩屋だろう?名前なんてんだ!?」
「藤本さんだね。俺の名前なんていいじゃない?
なぜ、知ってるかは単純だよ。
ここで1番の敵は、あのでかいオッサンでもう1人は、こういう事になると出てくるとしたら亀山組の藤本さんって言われてるからね。」
「倉木に言われたか。」
「倉木なんてはっきり言ってどうでもいいんだよ。
倉木が本家に頼んで俺が来てるんだからね。倉木も情けないよね。
このくらいで本家に泣きつくとはね。
と思って島に紛れこんで来たんだけど、なるほど、こりゃ田舎ヤクザじゃ始末出来ないかなって思ったよ。
あのでかいオッサンなかなかの者だね。」
男は、そう言いながら距離を詰めて藤本に蹴りを入れた。
藤本は蹴りをくらって後ろむきに倒れた。
速さが違った。
立ち上がろうとする藤本にパンチが2発入った。
藤本は、鼻血を出しながらも何とか立ち上がろうとするが、その脇腹に蹴りが入った。