レボリューション剣の会湯の街解放同盟
その趣旨説明の後にはなぜか愛弓の超ミニスカート姿の写真がついていた。
皆これでいいと言ったが果たしてこれで国が挑発されるのか疑問だった。
しかし、次郎は、そのうち動くよと言って笑った。
最初の動きは、かなり小さな動きだったし実に呑気だった。
その警官は、河田の漁船で1人でやって来た。
歳は、60近かった。
島に来ると次郎を呼ぶように言って海岸の土嚢に腰を卸して煙草を吸った。
その姿は、警官の制服を着てなければ小学校の用務員さんに見えた。
「お~次郎久しぶりだなあ。」
「なんだ、磯崎の親父か。」
次郎とは、旧知の仲らしかった。
「元気か?まぁお前から元気取ったら何もねえか。
ところで街じゃここの事が評判になってて俺は、困ってるぞ。
いい加減イタズラ辞めないか。」
「悪いが磯崎の親父よお。イタズラじゃないんだよ。
本気も本気なんだよ。」
次郎が笑いながら、答えた。