レボリューション剣の会湯の街解放同盟
藤本が近くに来て次郎の肩を叩いた。
「仕方ないよ。磯崎の親父には、世話になったけど。」
この光景を見ると2人は、同級生なんだなと気付かされた。
「純一君俺達が中坊の頃からの付き合いなんだよ。
ああいう警官もいるんだけどなあ。
だけど、ああいう性格が邪魔して出世しなかったなあ。」
「藤本、俺は、間違ってんのかな?」
「次郎さん何を今更間違っててもやる価値あるでしょう。
成功しなくても批判されても世間に一石投じる。
それに、こんな馬鹿げた事を真剣にやるってすごいですよ。」
「馬鹿げてんのかな?」
「いやいや例えばですよ。」
「俺は、間違ってても自分の信じた道を行くよ。
藤本ついて来いとは言わないよ。」
次郎の顔に孤独が滲み出てるような気がした。
「次郎さん俺は、ついて来るなって言われてもついて行きますよ。」
藤本は、カラカラ笑った。