レボリューション剣の会湯の街解放同盟
「なるほどね。
だけど、立派な犯罪よ。
それに、水商売や農業や建設業などを馬鹿にしないけど、考えが狭いわ。
ところで撮れたかな?私、の部分は、カットして後で私がコメント入れるから。」
池本が上島と愛弓を明らかに馬鹿にした顔をして見た。
「おい!!許可なく撮ってたのか?」
次郎の太い声が響いた。
カメラマンは、次郎の迫力に押されて何度もうなずくだけだった。
「勝手に編集して流すのか?」
さっきのダウンジャケットの男が顔を引きつらせながらうなずいた。
「だって犯罪よ。」
池永が顔を歪めて言った。
次郎は、カメラマンの所まで行くとカメラを取り上げ海に投げた。
「お前らマスコミがいつも一貫性がないからこんな事になる。
政治家と同じくらい日本の報道機関には、責任があるはずだ。
それに、ここは、独立国家だよ。
日本国の憲法で裁いてもらっちゃ困るよ。」