レボリューション剣の会湯の街解放同盟
ライトバンは、玄関には、停まって無くホテルの駐車場に停めるれていた。
当たり前だったが、僕は、慌ていてあちこちを捜してやっと駐車場に気付いた。
頭が混乱していた。
不死身の次郎が倒れたのだ。
ライトバンの窓を激しく何度も叩いた。
窓が下りて、佐竹が眠そうな顔でどうした?と聞いた。
僕は、次郎が襲われ連れされた事を身振り手振りで説明した。
佐竹は、僕に車に乗るように言った。僕が車に乗ると急発進させた。
運転しながら携帯で誰かに連絡をしている馬鹿野郎!!と携帯から声がした。
藤本の声だった。
佐竹は、謝りながらも行く先は、分かってると必死に弁解していた。
佐竹は、こういう切羽詰まった状況でもなんだか顔がにやけて見えた。
元々の顔がそうなのだ。しかしこういう時には、イライラした。
「行き先分かってるんですか?」
「多分ね。緑川とは、別の車で来てた2人だろう。
ありゃ倉木の所の本家から来てる連中だから嫌な予感がしたんだ。
藤本さんも向かってるが俺達でかたをつけよう。」
「なぜ?倉木と緑川がつながってるんですか?それに、次郎さんは、無事ですか!?」