レボリューション剣の会湯の街解放同盟

次郎はそう言うと1万円札を1枚カウンターに置いて立ち上がった。


僕は、慌てお釣りを計算しょうとした。

次郎はもう店を出ようとしていた。



「豊にさよならの餞別と理解して貰う為に要らないよ。豊、分かるよな。


しかしミドリカワユタカとは皮肉な名前だなぁ。名前負けか。」



初めて次郎がマスターを呼びすてにしたのを聞いた。手を振りながら店を出た。


僕は、その後店を無事に辞める事が出来た。
マスターは、僕が辞める時に憎々しげに言った。



「次郎なんかとつきあってたらろくな事は、ないぞ」



僕は、マスターににっこり笑ってこう言った。



「そうかもしれないでしが、楽しいですし尊敬してますから。ろくな事がなくても退屈は、しませんよ。」



僕は、大学卒業後就職に失敗した。


仕方なく今は、コンビニのアルバイトと、時々次郎の工事現場に呼ばれてアルバイトをした。


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