レボリューション剣の会湯の街解放同盟
「和美から連絡があって心配で心配でな。」
河田も宮本も心配し過ぎて寝不足なのか目の下にくまが、出来ていた。
「大丈夫ですよ。次郎さんは、必ず復活しますよ。」
僕は、笑いながら2人に言ったが上手く笑えたかは、自信がなかった。
藤本が、皆を集めた。
作業にローテーションで参加しているメンバーも次郎の事を、非常に気にしていた。
「皆さん今日も来て下さりありがとうございます。
剣の会ナンバー2の秋山純一より話しがあるそうです。」
藤本が皆を集めていきなり言った。
え!?そりゃないよ。
それなら事前に言っておいてよと僕は、思ったが、後ろから愛弓が中央に出るように蹴りを入れて来た。
僕は、愛弓の蹴りでヨロヨロと皆の中央に出てしまった。
今日は、総勢で50人近くの人々が集まっていた。
皆の視線が僕に集まっているのが分かり緊張した。
少し足が震えた、子供の時からこんなに大勢の前で1人で話しを、するのは、初めてだった。
「次郎さんとは、違うんだから、ヘタレはヘタレなりに話せばいいんだから!」