レボリューション剣の会湯の街解放同盟

次郎への、インタビューが始まった。


次郎は、新しい革ジャン姿でモヒカン頭も綺麗に手入れされていた。



上半身しか映らない為、次郎の怪我の回復具合は分からなかったが、顔色は、良かった。



インタビュアーの男が次郎に聞く。



「あなた方剣の会湯街解放同盟がやってる事は、日本国への反逆であり、人々を無理矢理小さい島で働かせていると言う疑惑もありますが、どうなんですか?」


次郎は、眉間に皺をよせてカメラに鋭い視線を送っている。

まるで何人も殺した凶悪犯のようだった。



「真実なんてどこにあるかなんて分からないぜ。


だが、剣の会湯の街解放同盟は、日本国より独立を宣言してる。

これからも、力をつけて行き日本及び世界を剣の会の物にするよ。


あまり話しても放映されないだろうがまずは、日本国に一言だけ言わせろ。


このままじゃまずいって自覚がないよ。

剣の会湯の街解放同盟を邪魔したり我々の行動に不満があるならかかって来いよ!」



次郎は、一気に喋った。



「日本が今、大変な状況なのは、分かってるんですか?

こういう時こそ一致団結して日本人は、苦難に立ち向かうべきでしょう?」


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