レボリューション剣の会湯の街解放同盟

インタビュアーが次郎を問い詰めた。


次郎は、インタビュアーの胸ぐらを掴むと片手で持ち上げながらカメラに向かって大きな声で言った。



「こういう時だから行動するんだよ。

大変な状況を、マスメディアは、どう報道したのか良く考えろ。

分かったような顔ばかりするな。


偏った報道ばかりするな。


それに、俺は今は、日本人じゃないぞ。

この腐った国から独立したんだ。


新·日本人だよ。」


インタビュアーは、次郎に、持ち上げられたまま何も言えない。



次郎が、カメラに向かって吠えた。



「不満があるならかかって来い!!

クソ国家!!」



そこで次郎の映像は、終わりスタジオの映像に変わった。



「いやぁこの山中次郎と言う人は、この映像だけ観るととんでもない人ですね。

浜口●▲県知事にもインタビューしています。


そちらを、お聞き下さい。」



白髪頭をオールバックにした目のギョロりとした、浜口●▲県知事が画面に出た。


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