レボリューション剣の会湯の街解放同盟
次郎の復活と海上保安庁
僕達は、とにかく作業を急いだ。
漁船も3艘から5艘に増えた。
河田が、漁協の組合長に頼んで使ってない古い漁船を借りたらしい。
漁師の人達は、僕らを応援しているようだった。
漁師や農民や建設、建築作業員は、僕らの1番の支持層だった。
漁船を増やしたのは、島に来る人々が更に増えたからだ。
知事発言に、反発した人や愛弓や僕のブログを観たり全国区のテレビを観た人達が島に来るようになったが、野次馬も多い為藤本か、上島が港で漁船に乗せる前に趣旨説明をして、島に来る人々を選別した。
僕達の行動に反発してる人々もやはり増えた。
河田や和美や上島が言うには、街では、賛成派反対派が半分で、たた面白がってる人々もかなり居るとの事だった。
昔の僕ならただ面白がってただろうなあと思った。
僕は、短い間に変わった。
良いのか悪いかは、分からないが変わった事は、間違いない。
肉体的にも、日々の労働と愛弓の空手指導と佐竹のレスリング指導のおかげで体重も増えて筋肉が確実に付いてきていた。
鏡をたまに見ると不精髭の日に焼けた僕が、映っていた。