レボリューション剣の会湯の街解放同盟
作業は、人も増えたし、知事発言に刺激されたせいか皆更に気合いが入りはかどった。
そういう時期に次郎が戻って来るとの連絡が入った。
次郎は、午後のローテーションで作業する人々が1部入れ替わる時に、午後から作業する人々と一緒に漁船に乗って戻って来た。
次郎の乗った漁船は、騒がしかった。
次郎が、復帰する事に興奮してる人々の声が聞こえてきた。
島に居る人々も興奮していた。
漁船が島に着き次郎が降りて来ると歓声が挙がった。
中には、次郎とまだ会った事がない人も居たがテレビや僕や愛弓のブログや色々な物で次郎を知っていた。
次郎は、前と変わらず黒の革ジャンにジーンズ姿だった。
リュックを手に持っていた。
革ジャンもジーンズも新しい物に変えたのだろう。
次郎は、漁船から降りると真っ直ぐ僕の方へ向かって来た。
「よう!すっかり逞しくなったなあ。」
僕の肩を力強く叩いた。