レボリューション剣の会湯の街解放同盟
原因は、次郎も僕も専門的な知識を持っていなかったのと話しが漠然とし過ぎていたのだろうと思われた。
しかし、いくら本を読んだり調べても専門的な知識を得るのは難しかった。
正確に言えば、ある程度の専門家ぶる事は出来たが、真実を知るのは難しかった。
いわゆるニュースの影の部分は、マスメディアからは得られる訳がなかった。
次郎は、本やネットで調べた事くらいで専門家ぶるのを非常に嫌った。
次郎が嫌がるのは、偽善や分かったふりをする事だった。
次郎は、自分が携帯で1つだけ入っている出会い系サイトをチェックしていた。
サイトで親しくなった女の子によると被災者だから、ただでやりたいとのメールが来ているとの事だった。
当然被災者のふりを、している場合が多かったが実際の被災者も中には、居るようだった。