レボリューション剣の会湯の街解放同盟
愛弓の初めて聞く過去だった。
愛弓は、続けた。
「親戚とか血縁関係は皆、私が今の仕事をしてるのを馬鹿にしてる。
うちの周りは、皆、堅い仕事ばかりだからね。
だけど、次郎さん例え両親が揃っててももう23よ。
自分自身の信じた道を行ってもいいじゃない。
それに、私思うけど30や40になっても判断出来なかったり餓鬼みたいな事しか出来ない人も居るよ。
まぁ私達の行動が餓鬼みたいって言われてるかも知れないけど少なくとも自分自身で判断して動いてるわけよ。
流行だからや売れてるから人気があるからで動いてないわけよ。
自分自身の信じた道を行ってるのよ。
それって大人じゃないかな。」
愛弓の言うとおりだった。
「次郎さん、僕は、両親揃ってますよ。
父親は、単身赴任で居ない事が多いけど僕には、子供の頃から男らしく生きろって言ってましたし、実は、こないだ久しぶりに携帯で話しました。
この行動が世間に知れ渡ってしまってますから心配してましたがお前が信じた道ならやり遂げろって言われて何も家族の事は、心配するなと言われましたよ。」
僕も次郎に言ってなかった事を喋った。
「分かったよ。もうそれ以上言うな。
分かった。2人の気持ちは、とにかく、分かったしなるべく尊重するから。
すまなかったよ。
ところで愛弓ちゃんいつ23になったんだ。」
次郎は、納得した顔をして愛弓が誕生日をいつの間にか迎えてた事にびっくりしてるようだった。