レボリューション剣の会湯の街解放同盟
次の日のメンバーはやはり、減っていた。
普段なら40人は、居るメンバーが30人ほどだった。
「意外に多いな。まだ減るかな。」
次郎は、そう言うと立ち上がった。
「皆さんご苦労様です。
昨日の戦闘でびっくりされた方々も多いと思いますがまだまだ本番は、これからだと思っています。
帰りたい方が居れば止めませんよ。
退くのもある意味勇気です。
非難をしたりは、しません。
何よりもいざと言う時に覚悟が無い方の方が邪魔になります。
当然人間だからビビりますが震えながら小便漏らしながらでも前に進もう戦おうと言う気持ちの方だけ残ってくれたら私は、良いと思います。
怖がってない人間なんていません。
怖いけど何とかやり遂げたいと言う気持ちが大事だと思います。
理屈も入りません!
妙な理屈をこね回すのは、エセインテリに任せましょう。
そんな理屈は、肥溜めに沈めてしまえばいい!
感じて下さい。
自分自身がやってる事を感じて自分なりの結論を出して下さい。
怖くなったりびびったりするのは、人間誰でもあります。
だけど、足が震えながらでも戦おうこの日本国に挑戦してやろうじゃないかと言う方だけ残ってくれたらいいです。
剣の会は、強制しませんし帰った人を非難もしません。」
次郎が皆に向かって大きな声で語り掛けた。