レボリューション剣の会湯の街解放同盟
皆次郎の気合いに少しびっくりしていたが、愛弓が直ぐにフォローした。
「皆さ~ん!
単純に言うと覚悟がなければ邪魔になるって事と変な理屈は、トイレに流して自分自身で感じたままやってねって事ね。
それに剣の会は、辞める人を非難したりしないって事。
皆の考えで動いてねって事ね。」
皆の顔が和んだ。
笑顔も見えた。
「なあ!やってやろうじゃないか!
今日も頑張ろうぜ!」
宮本が前に出てきて薄い髪を振り乱して叫んだ。
皆からそうだ!とかよっしゃなどの声が聞こえて来た。
「まぁまだ減るだろうが今は、まだ人が必要だからな。
愛弓ちゃんありがとうよ。」
次郎が愛弓にそっと礼をいうのが聞こえた。
僕は、2人の関係を少し羨ましく思いながらも腹に力を込めた。
自分には、自分の役目があると思った。