レボリューション剣の会湯の街解放同盟
愛弓は、僕がびびってるのに気付いて愛弓なりの励ましの言葉を言った。
やるしかないと僕は思った。
僕は、テントの側のリュックに入れている拳銃をベルトに差した。
河田の漁船の音が微かに聞こえて来た。
次郎は、洞窟から浜辺を見ている。
「合図をしたら走るからな。」
次郎の顔を見ると鼻血で汚れているし疲労の色が出ていたが目は、光っていた。
河田の漁船の音が大きくなって来た。
次郎は、上島を担ぐと行くぞと言った。
次郎は、上島を担いだまま漁船まで走った。
愛弓と僕は、山の方を見ながら後ろ向きに徐々に漁船に近づいた。
バンと音がして次郎の足元の石が弾けた
僕は、山の方に人影を見つけてその人影に向けて2発撃った。
次郎は、構わず走って河田の漁船に着いた。
愛弓と僕もその後の反撃がないか注意しながら漁船に着いた。
「次郎さんどうなってんだよ?
藤本さんと佐竹が裏切ったなんて信じられないよ。」
「うるせー!お前は、とにかく親方を病院に連れて行け。
後で連絡するから急げ。」