レボリューション剣の会湯の街解放同盟

確かに、銃で脅すなどのやり方では限界があるように思えた。



では、積極的に協力しているのだろうか?



僕には、分からなかった。



「脅す方法にも色々あるからなあ。

まぁ本気で協力してるのかも知れんないがな。


とにかく、藤本と佐竹どちらかに聞かなきゃはっきり分からんな。」



「この後向こうは、どう出ますかね?」


「純一、向こうがどう出るかよりもこっちから仕掛けよう。

向こうが今は、有利な状況だが、なるべく他の人間を巻き込みたくないからな。」



「だけど、次郎さん無理してるでしょう?」



愛弓が言う。



「俺達4人の時に相手は、仕掛けて来てる。

沢山の人間を巻き込む気がなかったのかもしれんよ。」



「それは、分かんないよ。

こっちが少ない時の方が有利じゃん。」


愛弓が次郎に反論した。



僕も愛弓の意見の方が筋が通ってるような気がした。



次郎は、首を振った。



「確かに、愛弓ちゃんの言う事の方が正論な気がするが藤本がどう考えてこういう行動してるか少しは、分かる気がする。


俺が間違えてるのかも知れないけどな。」



次郎は、藤本と佐竹の考えている事が分かっているのだろうか?


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