レボリューション剣の会湯の街解放同盟
「次郎、お前はいつだって俺をそうやって見下してるがたかが土方じゃないか。
俺は、末端でもこれから組織のトップになるぜ。
お前とは、違うんだよ。」
藤本の話しを聞いて愛弓がクククと腹を押さえて笑っていたが、堪えられなくなったか大きな声で笑い始めた。
「あんたさあ、土方だろうと、どっかのどうでもいい組織のトップだろうと人間の魅力ってそう言う所にないよ。
そう言うのに、こだわるから、あんたは次郎さんを越えらないよ。」
愛弓が笑いながら言った。
僕も愛弓の意見にその通りだと思った。
「何言ってんだ!キャバ嬢のガキのくせに!」
「あらま~そのキャバ嬢を酔っ払って口説いてたのは、誰かな?」
「まぁいい。これから提案がある。
ガキ2人を叩きのめしてやるよ。」
藤本明らかに怒った顔で言った。
「藤本、きちんと説明しろよ。
イマイチお前が言いたい本音が分からんよ。」
「次郎さん動機なんて単純よ。
1番は、次郎さんへの嫉妬でしょう。
次郎さんだって分かってるでしょう。」
愛弓が藤本を憐れむように見ながら言った。
「ああそうだよ!いつも上に次郎が居やがる!」
藤本が開き直ったように大声で言う。