レボリューション剣の会湯の街解放同盟
「上にね。俺は、そう考えてなかったがな。」
「何言ってんだ。
ずっとだよ。
ガキの頃からずっとだぜ。
そりゃ、次郎は、頼りになったよ。
だから今回も本気で助けるつもりだった。
だが、ナンバー2に純一のガキを持って来た。
そして大事にするのは、純一、愛弓だよ。
俺は、いつも藤本何やっておいてくれ。
藤本あれも頼むだ。
俺は、次郎の使い走りか!
それに、なぜ俺は、同い年なのに次郎さんって呼ぶんだ!
次郎は、藤本、藤本だよ。
呼び捨てじゃないか!」
「お前は、そんな事を本気で気にしてたのか?
信じられんよ。」
次郎は、呆れた顔をした。
「ああ気にするよ。
小さい男って思われてもいいぜ。
気にするよ。
俺にだって藤本公宏って名前があるんだよ。
なぜ俺がナンバー2じゃないんだ。
ナンバー2じゃなくてももっと俺を大事にしないんだ。」
「お前には、お前の役割があるだろう。
俺は、お前なら分かってくれてると思ってたが甘かっかな。」
「分かってたつもりだよ。
だが、だんだんイライラして来たんだよ。
ガキの頃とこれじゃ一緒じゃないかってな。」
藤本の言葉は、だんだん切迫した物になって来た。