レボリューション剣の会湯の街解放同盟

次郎は、笑いながら答えた。



「和美ちゃん。まぁそう怒らないでけっこう河田頑張ってますよ。

おお、純一は、初めてだな。河田の奥さんで和美ちゃんだ。
和美ちゃんこの若いのが純一だよ。」



「あら、イケメンね。よろしくね。河田の妻の和美です。」


僕は、頭を下げた。

河田の奥さんは、満面の笑みを浮かべた。

髪を後ろに結んでいる為丸い顔が全面に出ていたが。


小さい目と大きな口が愛嬌があった。


作業着姿に長靴が似合った。


隣の愛弓の3倍近くは、有りそうだったが何とも言えない親しみのある印象があった。



「さあ、あんたとりあえず船を着けて来なさいよ。」



和美は、河田に言った。


見ると、漁船の横に黄色の小さい船があった。後ろに黒いエンジンが付いている船だった。


河田は、浅瀬の海を歩いて、船に乗るとそのままエンジンを掛けて島の裏に回った。


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