レボリューション剣の会湯の街解放同盟

「あの黄色の船は、私ら漁師は、船外機って呼んでる。
オールも付いてるからいざとなりゃ手漕ぎも出来るよ。」



なるほど。しかし、なぜ、島に持って来たのだろうかと僕は思い次郎に聞こうとした。



「あの船はね。うちのお客さんが使わないからって私にくれたの。で剣の会に私が寄贈したわけよ。」



愛弓が少し自慢気に言った。



「愛弓ちゃんは、根性据わってるよ。

今回は、きちんと次郎さんみたいな、汚ない字じゃなくて私と愛弓ちゃんで

『剣の会湯の街解放同盟公認専用戦闘船寄贈キャバクラ モンモン愛弓』

ってピンクの可愛い字で書いといたからね。」



「戦闘船ですか~。」



「純一君何をびびってんのよ。

国と喧嘩よ。

ねぇ愛弓ちゃん。」


「和美さん、純一君は、ビビりですから。頭の中は、性欲しかありませんから。」



「あら、それじゃ家の旦那と一緒ね。」


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