好きだと言えなくて
裕陽のヒザには
大量の血が出ていた。






「しかたねぇな・・・
 リタイアするか??」





「嫌だ!ぜってぇ走る!」





「頑固・・・。」





「何だと?七美っ!
 おめぇも心配しろ!」




「これだけ元気があれば
 走れるでしょ!」






実際今の時点でビリだし
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