好きだと言えなくて
本当は大丈夫じゃないけど
これ以上恭平に
迷惑をかけたくないから

あたしは嘘をついた。






「本当か?無理すんなよ」





「うん・・・分かってる」





「じゃぁ俺・・・大会近いし
 部活休めねぇから
 今日はもう帰るな・・・。」





「うん・・・がんばってね」






恭平の方が
あたしなんかの都合で
無理かけてるよなぁ・・・。
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