好きだと言えなくて
「嫌・・・裕陽っ!!!
 やだよぉ~!!!!」






七美が泣き叫ぶ姿を
背にして俺は歩みだした・・・


そして片手をあげて
グーサインをした。


コレが俺に出来る
最後エール・・・



幸せになれよ・・・七美・・・




俺は新しい扉を開け

七美への思いを閉めた・・・




七美・・・

バイバイ・・・

バイバイ・・・




この日を境に
幼なじみが崩壊した・・・





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