恋の迷路
こうして、
私の何の変わりもない毎日に、彼が少しずつ入り込みはじめたんだ。
まだ、名前すら知らなくて、
出席番号とか、誕生日とか、
携番とかメアドとか、
どんな性格かとか、どんな子が好みかとか、
本当に何にも知らないのに、私の心は・・・
まだ、本当の“恋”を知らない、私の真っ白な心は―・・・
いとも簡単に、
薄いピンク色へと染められていきました――。
初めて経験した、消せない感情。
どうしていいか分からなくて、
ただ彼を目で探す日々が続きました。
小さな願いの砂時計は、
ゆっくりと、しかし確実に砂が滑り、
まだ真っ白だった明日に、色が着く―・・
薄く、淡い
桜のようなピンク色―
私の何の変わりもない毎日に、彼が少しずつ入り込みはじめたんだ。
まだ、名前すら知らなくて、
出席番号とか、誕生日とか、
携番とかメアドとか、
どんな性格かとか、どんな子が好みかとか、
本当に何にも知らないのに、私の心は・・・
まだ、本当の“恋”を知らない、私の真っ白な心は―・・・
いとも簡単に、
薄いピンク色へと染められていきました――。
初めて経験した、消せない感情。
どうしていいか分からなくて、
ただ彼を目で探す日々が続きました。
小さな願いの砂時計は、
ゆっくりと、しかし確実に砂が滑り、
まだ真っ白だった明日に、色が着く―・・
薄く、淡い
桜のようなピンク色―