恋の迷路
私でも、そんな風に自然と恋ができるのだろうか・・・??


千嘉のように・・
恋ができるかな―・・・??


きっと―・・・
出逢えるよね??







――夏休みが終わっからは、すぐに体育祭の準備が始まった。


だんだん本格的に練習がはじまっていき、少ない時間の中でだいぶ形になってきた。



1週間前から全校での練習が始まっていて、私はそのたびに彼を探していました。






―それでも結局彼は見つからず・・・
体育祭本番まできてしまった。


どんどん種目が進んで皆の声援は熱を増す。私も彼を探しながら応援に熱を入れていた。



そしていよいよ100m走。これは特別。

男子の部になると女子が黄色い声援をすさまじいぐらいに叫ぶようになる。


私の心臓も自然と激しく動き出した・・・。



1年生・・2年生・・・3年生―。

2年まででてこなかったから・・3年生だよね。




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