+FLOWER+(仮)
電話しながら気づいたら自分の部屋に入ってた
捜査隊の人は私の部屋にはもう誰もいなかった
「ウッ、でね…私もうどぅでもよくなって、グズッ…私、い、らないんじゃないかって…」
『もういいよ。』
「それにね、お母さんが帰ってきてくれ」
『もういいって!!』
ビクツ
『舞依?あんたはなんにも悪くない!
舞依は必要なの。
ごめんね、今まで気づいてあげれなくて。
ほーら!真犯人探すんじゃないの?』
美樹…
「うん。探すよ…真犯人…!」
『よし、その調子!いつでも相談していいんだからね?』
「うん…」
『うちは、味方でいるからね…!』
その言葉だけでもう十分に助かったよ
その声だけでたくさん救われたよ
「美樹、ありがとう」
『…ばーか!しみじみしてないで強くなんのよ!』
美樹の存在だけで安心するよ
「うん!じゃーね!あ、今日風邪ひいてたの?」
『え?なんでー?』