千年真祖は嘲笑う
そんな俺の言葉に憤ったのか。
「我が主の侮辱は許しません…そう言った筈ですよ、来栖 恭太郎…!」
イリイアの傷ついた右手に、再び別の本が具現化する。
精製ノ書とは違う色の表紙のその本は。
「“神秘ノ書”」
開くと同時に『光』を放ち、俺の放った蝙蝠によって食い破られた腕の傷を治癒させていく。
イリイアの心臓から派生させた、外因元素たる光、闇、星の魔術を使用する為の本。
それが彼女の第二の本、“神秘ノ書”だった。
「我が主の侮辱は許しません…そう言った筈ですよ、来栖 恭太郎…!」
イリイアの傷ついた右手に、再び別の本が具現化する。
精製ノ書とは違う色の表紙のその本は。
「“神秘ノ書”」
開くと同時に『光』を放ち、俺の放った蝙蝠によって食い破られた腕の傷を治癒させていく。
イリイアの心臓から派生させた、外因元素たる光、闇、星の魔術を使用する為の本。
それが彼女の第二の本、“神秘ノ書”だった。