欠片涙。
由真と志織のことを相談する。
「ハア・・・・嫌いな人を家に入れるとか
どー思う?」
由真は答えた。
「そりゃーいやだけどさ。
ゆーきならちゃんといえるよ!」
「うん・・・・」


それヵら2日目
「志織こないで。」
「やだ。」

これの繰り返し。
「チッ・・・」
由真が口を開いた。
「お母さんに相談したら?」
「うん。」

学校が終わり、お母さんに言う。
「お母さん・・・志織が
くるってしつこい」
「そうねえ・・・・。」
「ってそれだけ!?」
すると、お母さんは真剣な顔して
私に言った。

「早田さんと縁切れるなら
ぐちゃぐちゃにしていいよ」



そして、
12月21日。


この日は「終業式」。
朝みんなはめっちゃくちゃ
嬉しそうだった。
私はぼーとしている。
あ、間違えた。
よーこと話していた。
「よーこ、今度一緒プリとりいかん?」
「ごめん。うちさ、プリクラとってること
ばれて高校生までだめって言われたと」
「馬路。」
「うん。」
「っていっても、私だって
本当はいっちゃいけないんだw
校区外すらいけないし。」
「だよね。」
といって話していると突然

「ゆーき、ちょっと。」
志織がうちの手を引いた。

よーこは不安げそうに私を見る。
まるで「がんばれ」といってるようで。

私は志織に絶対何かいやな事を言われると
思って席を離れなかった。

志織は強引に私を連れて行く。
声も出なかった。


そして屋上行きの階段でとまった志織。
そして言った一言。
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