TOPアイドル!!
「うん」


気のない返事・・・。


あんまり期待してはいないけど・・・


どんなとこへ連れてってくれるのかな?


「じゃぁ、今日は教室に迎えに行くから。」


小さくうなずくとお兄ちゃんは静かに部屋を後にした。


私は立ち上がって着慣れた制服に腕を通す。


お母さん・・・


制服は買ったばかりのようにぱりぱりになっている。


昨日あんなに汚れてたのにな・・・。
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