TOPアイドル!!
「お兄ちゃん?」


お兄ちゃん!!


ぶつかった相手がお兄ちゃんでよかった・・・。


話す言葉が見つからないタイミングでおにいちゃんは


口を開いた。


「ごめんな。大丈夫か?」


やさしく頭をなでる。


いつもお兄ちゃん


朝起きたときとか

帰ってきたときとか

寝る前とか

謝ったときとか


こうやって私の頭をやさしくなでる。


「うん。大丈夫・・・」


お兄ちゃんに会えてよかった・・・。


本当になんか一番落ち着く場所・・・


「どうかしたのか?」


さすが、いつも一緒にいるから異変にきずくのは早いね。


けどこれといったことはない。


ただ・・・・・・・・・・


「うぅん。別に、なにも」


ウソじゃないよ。


「そうか。今日は校門で待ってろよ。」


そうは言ってたものの明らかにお兄ちゃんは


私の異変にきずいてる。


私にも分からないのに・・・・・・・・
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