ナイショなダーリン-R&M-
「は?さっきから意味わかんない」
「Reilaさんは親父の恋人だったんだ。こんな世界だ、圧力の結婚なんていくらでもあり得る」
「まっ……て」
Reilaさんが二葉のお父様と?
うそ……
「それだけじゃない。ライトを身ごもったとき、まだ親父と関係があったんだ」
「え……?」
まさか。
そんなわけないよ。
「そのまさか、だよ」
心底おかしそうに言う二葉には、心がないように見えた。
「どうして……」
「本人にしか分からないだろ。誰の子どもかなんて」