ナイショなダーリン-R&M-

「ばか。しらねぇぞ」




唇が重なった。

天蓋つきベッドに運ばれる。
あたしの心臓は破裂しそう。


「どきどきしてんの?」


「だって、は、初めてだもん」


「優しくする」


「うん……」




ライトの唇があたしの体をなぞっていく。

ビクン




「……っふあ……ん……」




反応するたびに漏れる甘い声。

繰り返されるキス。

停止しそうな思考を必死でこらえた。


ライト。

好き。


大好き――



< 230 / 266 >

この作品をシェア

pagetop